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宅建試験過去問 平成18年度 第49問目1、2、4肢 木造建築の特徴

木造建築物に関する注意点

 

木造の家屋などに対する注意を述べた問題です。

 

a. 梁のたわみが大きくならないようにする必要があります。

 

b. 木造建築物の耐震性を向上させるには、軸組に筋かい(すじかい) を入れるほか合板を打ち付ける方法があります。

 

筋かいは鉄筋でもかまいません。 筋かいには、欠込みをしてはなりません。弱くなるからです。 ただし、筋かいをたすき掛けにするためにやむを得ない場合において、 必要な補強を行ったときは、この限りではありません。

 

c. 地面から1m以内の土台には、 白あり対策を講じる必要があります。

 

d. 2階以上の場合、原則としてすみ柱を通し柱とし、 管柱(くだばしら)としてはいけません。

 

1階から2階までを、 一本の長い柱で通して建てて下さいということです。もし、通し柱にしない場合は、 通し柱と同等以上の耐力をもつようにすることが必要です。そうするには、柱とけた等との接合部を金物で補強する必要があります。

 

e. 3階以上の場合、1階部分の構造耐力上主要な部分の柱の小径(太さ) は、 13.5cm以上とする必要があります。

柱の断面の形は、 正方形でなくても、長方形や円でもかまいません。例えば、ログハウス(山小屋)は丸太で造ってあるので、柱の断面は円になります。

 

f. 木造建築物は鉄筋コンクリート造などと比較すると自重が軽いため、 構造設計用の荷重として、 地震力(地震に対する強さ)より風圧力 (風に対する強さ)の方が、 大きく設定される場合があります。

 

例えば、 軒が高く外周面積が広い木造建築物は、自重が軽いことを加味すると、まず風(台風の風)に強いように設計しなければならないからです。

 

g. 木造建築物において、地震力の大きさは、 見付面積の大きさより屋根の重さを大きく影響を受けます。 つまり、木造建築物の地震に対する強さは、床面積の大きさよりも、 屋根の重さが物をいうということです。

 

h. 集成材は、 単板等を積層したもので、伸縮・変形・割れなどが生じにくなるため、 大規模な木造建築物の骨組みにも使用されます。

 

集成材とは、 人工乾燥させた板を、繊維(木目)方向に何枚も接着剤で接着した建築材料です。節(ふし)や割れなど、 木材特有の欠点を取り除いてから貼り合わせるので、狂い・ねじれ・まがり等が生じにくくなります。そこで、最近では、 大規模な木造建築物の骨組みにも使用されています。

 

i.  木造の外壁のうち、 鉄網モルタル塗その他軸組が腐りやすい構造である部分の下地には、防水紙その他これに類するものを使用しなければなりません。

 

j.  構造耐力上主要な部分に使用する木材の品質は、節、 腐れ、繊維の傾斜、丸身等による耐力上の欠点がないものでなければなりません。

 

k.  はり、 けたその他の横架材の中央部附近の下側に耐力上支障のある欠込みをしてはなりません。補強してもだめです。

 

過去問

筋かいには、 欠込みをしてはならない。ただし、筋かいをたすき掛けにするためにやむを得ない場合において、 必要な補強を行ったときは、この限りでない。(17-49-4)

(ヒント 引掛けです。木造のみではない表現になっています。これは、あくまでも、木造のみの規定です。)

 

木造の外壁のうち、 鉄網モルタル塗その他軸組が腐りやすい構造である部分の下地には、 防水紙その他これに類するものを使用しなければならない。(18-49-1)

 

構造耐力上主要な部分に使用する木材の品質は、 節、腐れ、繊維の傾斜、丸身等による耐力上の欠点がないものでなければならない。(18-49-2)

 

はり、けたその他の横架材の中央部附近の下側に耐力上支障のある欠込みをする場合は、その部分を補強しなければならない。 (18-49-4)

 

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